S’moreのテントは主に
北欧系の雰囲気や高級感のある材質でS’moreらしさを引き出してくれるTC素材
を採用しています!
今回はそんなTC素材のテントのお手入れ方法をご紹介します!
長く快適にご使用いただくため、ぜひ実践してみてくださいね!
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目次
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◤ TC素材とは?◢
お手入れ方法の前に……
まずはTC素材についてご紹介します!
TC素材とはポリコットン素材(Polyester Cotton)のことで
ポリエステル(Polyester) と 綿(Cotton) の混紡素材のことを指します。
両素材それぞれのメリットを生かした特性を持っています!
⋱ 豆知識 ⋰
ポリエステルは別名「テトロン」と呼ばれています!
「テトロン」の「T」と「コットン」の「C」で『TC』なんですね!
◤ TCテントの特徴は?◢
主な特徴は4つ!
▌耐久性と耐摩耗性
ポリエステルの繊維は強靭で耐久性があり、
綿は柔らかさがあるので、
布地全体としての耐摩耗性が高くなっています。
なので、日常的に着用される衣類や寝具などにも適しているんですよ!
▌シワになりにくい
ポリエステルの特性によってシワができにくく、
綿の柔らかさが保たれるため、
アイロンがけの手間が少なくすみます!
▌速乾性
ポリエステルは水分を吸収しにくく速乾性があります。
なので、洗濯後の乾燥が早く、
湿気の多い環境でも快適に過ごすことができます!
▌色落ちしにくい
ポリエステルは耐色性が高く、繊維に色が浸透しやすいため、
色落ちしにくいんです!
◤ TCテントの魅力は?◢
TCテントは優れた遮光性を持ち、光の侵入を効果的に防いでくれます。
夏の強烈な日差しや暑さは熱中症の危険が……
高い遮光性を持つテントを使用して日陰を確保することをおすすめします!
また耐火性も高く、焚き火やバーベキューの際も安心!
通気性にも優れているので、
快適に過ごすことができるテントとして、キャンパーの方々に人気です!
そしてなにより
コットンのナチュラルな風合いが可愛くておしゃれ!
TCテントを張るだけでおしゃれなキャンプサイトを演出することができますね。
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テント撤収時のお手入れ方法
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さて、ここからが本題!
そんなTCテントのお手入れ方法をご紹介します!
たったの3ステップなので
長く快適にご使用いただくために、ぜひ実践してみてくださいね!
⋱ Step1 ⋰
▶︎完全に乾かす(カビ防止)
カビを防ぐためにもっとも重要なのは……
【 テントをしっかり乾燥させること 】
雨が降っていなかったとしても、テントは朝露や結露で湿っています。
完全に乾くまでには時間がかかるので、
撤収する2時間ほど前から乾かし始めると良いでしょう!
テント本体 と フライシート はもちろん、
インナーマット や グラウンドシート もお忘れなく! それぞれ順番に干していきましょう!
ちなみにタープのお手入れもテントと同じ手順でお手入れしていただけます。
┈┈⋱Point⋰┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
★風通しをよくする。
★それぞれのパーツを別々に干す。
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\干す場所はこんな所を活用!/
・木の枝とタープなどの間にロープを張って即席物干しをつくって干す。
・自動車の上に覆い被すように干す。
自立式のテントの底部分を干す時に、テント自体を逆さにして乾かすのもOKです。
※乾かしている間、風に飛ばされてしまわないよう、必ずペグダウンしておきましょう!
⋱ Step2 ⋰
▶︎汚れを取り除く
テントについた汚れをそのままにしておくと
カビや悪臭の原因になってしまいます…!
収納する前に、しっかりと取り除きましょう。
葉っぱなどがくっついている程度の場合は、しっかり乾かしてから手ではらえば落とせます。
泥など手で落とせない汚れの場合は、
中性洗剤を薄めた水を雑巾につけて、汚れの箇所を拭き取ります。
※あまり強く拭き取ると、テント表面にある防水コーティングを傷つけてしまう可能性があります。傷つけないように、優しく拭き取ってくださいね。
┈┈⋱Point⋰┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
汚れを拭き取った後のテントを畳む際、
ぬかるんだ地面に置いて畳んでしまうとまた汚れてしまうかもしれません。
下に大きめのシートなどを敷いて、その上で畳んでいただくと安心です!
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⋱ Step3 ⋰
▶︎ポールやペグなどの小物もしっかりお手入れ
テントのお手入れというとフライシートやテント本体のお手入れに注意が向きがち……
ですが!
ポールやペグなど、小物のお手入れも重要です!
ポールやペグも水分が残っていたり土がついたままだったりすると
錆びの原因になってしまいます。
しっかりお手入れしてから収納しましょう!
▌ポール
濡れた雑巾などでしっかり土を落とし、乾燥させましょう。
汚れがジョイント部分に入り込んでいる場合は、
ブラシ(古い歯ブラシなど)でこすって落としましょう。
また、ポールの中に入っているゴムの劣化を防ぐため、収納時は真ん中から折り畳みましょう。
▌ペグ
しっかり土を落とし、乾燥させましょう。
ピンペグであれば水を流しながら手でこするだけで泥が落ちますが、
Y字ペグなどの土が付着しやすいペグの場合は、タワシなどでこすって水洗いするのがオススメです。
洗ったペグはタオルでよく拭き、しっかり乾燥させてから収納しましょう。
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雨キャンプの時のテントのお手入れ方法
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撤収時に雨が降っている時はどうすれば良いでしょうか。
次の2ステップをぜひ実践してみてください!
⋱ Step1 ⋰
▶︎大き目のビニール袋に入れて持って帰る
撤収時に雨が降っている場合は、その場でテントのお手入れをすることができません。
作業はタープの下などで行いましょう。
表面についている雨水が、ある程度拭き取れたら素早く畳みます。
テントを収納できるぐらいの大きさのビニール袋(ゴミ袋など)に入れて持ち帰ります。
もし泥などの汚れがひどいパーツがあれば、
別のビニール袋に収納し、汚れが他のパーツに広がるのを防いでください。
フライシートがびしょ濡れの場合は、テント本体とは別のビニール袋に収納することをオススメします。
┈┈⋱Point⋰┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
山の天気は変わりやすいもの。
いつ雨が降っても大丈夫なように、
ビニール袋(ゴミ袋など)は多めに持参しておきましょう!
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⋱ Step2 ⋰
▶︎帰宅後、乾燥&汚れを落とす
帰宅したらすぐにテントを乾かしましょう。
長時間濡れたままで放置しておくと、カビが発生する原因になってしまいます。
\自宅で乾かす時はこんな所を活用!/
・駐車場や庭など、テントを広げられるスペースに設営して乾かす。
・ベランダにテント生地を重ねないように干す。
・自動車の上に覆い被すように干す。
また、濡れたテントには葉っぱなどが張り付いている可能性があります。
よく乾燥させた後、汚れていないかチェックしましょう。
簡単な汚れであれば手ではらい落とし、
取れにくいものであれば中性洗剤を薄めた水をつけた雑巾で拭き取りましょう。
自宅で乾かすことができない人は、テントのクリーニングサービスを利用するのも手です。
洗濯、乾燥、撥水加工などの処理をしてくれるところが多いようです。
汚れがひどい場合や、どうしても自宅でお手入れできない場合は、
クリーニングサービスの利用を検討してみても良いかもしれません。
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テントの正しい保管方法
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テントを長持ちさせるための正しい保管方法で意識すべきは
この3つ!
・汚れをしっかり落としてから収納すること
・乾いた状態で保管すること
・高温多湿の場所を避けること
しっかりお手入れした状態で保管することで
【カビの発生の防止】 【テントの劣化を最小限におさえる】
ことができます。
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テントにカビが発生した時のお手入れ方法
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万が一カビが発生したら?耐水性が薄れてきたら?
どうすれば良いでしょうか。
残念ながらテントにカビが発生してしまった場合
完全に除去することはできません。
カビによってついてしまった黒い点々などは、取れないと思った方が良いでしょう。
しかし、
目に見えるカビを殺菌し、カビの跡を薄くすることは可能です。
※この作業はテントの生地を傷めてしまう可能性もあるので、
テントの素材などを確認した上、自己判断で行ってください。
カビ菌を殺菌する方法は、
市販のカビ除去スプレーや、消毒用のエタノールを吹き付けるなどがあります。
ただしテントの色落ちなどを伴う場合があるので、その点を理解した上で使用するか判断してください。
殺菌した後、水で薄めた中性洗剤を雑巾につけて拭き取ることで、
カビの跡が少しだけ薄くなります。
しかし、跡を完璧に除去するのは不可能です……。
これ以上カビが発生しないように、今後はしっかり乾燥させてから収納してくださいね。
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◤ まとめ ◢
重要なのは、乾燥と汚れを落とすこと。
それに加えて早めに撤収準備を始めることが大切ですね!
キャンプ撤収時にお手入れをしっかりしておくことが、テントを長持ちさせるポイント!
毎回、清潔な状態で収納しておくことで、次のキャンプでも気持ちよく使えますね!
正しいお手入れ方法を実践し、最後まで清潔な状態で使用しましょう!
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